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Lesson-succulent plants
『KAKERU』カケルの楽しみ方
-水やりの話-
2023.01.23
『KAKERU』シリーズをご購入いただいたお客様や、
ご検討くださっているお客様からのよく聞かれる『KAKERU』の水やり方法。
今回はそのやり方をご紹介いたします。
特殊な形の『KAKERU』シリーズですが、
水やりのタイミングは鉢植えと同じです。
寄せ植えには様々なタイプの多肉植物が一緒に植えられています。
水を欲しがるタイプ(セダム、トリカラー、リトルミッシーなど)、
水をたっぷり蓄えられるタイプ(アガボイデス系など)。
寄せ植えは、特に水を欲しがる葉が細かいセダム類などが、少し元気ない様に感じた頃に水やりをするのがベストタイミングと言われています。
〈水分がたっぷりな時は、まだ水をやらなくて大丈夫です〉
通常多肉植物の葉の中に水分がたっぷり蓄えられている状態は、見た目にハリがありふっくら。触ってもみずみずしい感触です。
ぜひ、水やりをした翌日に多肉植物を触ってみて、その感触を確かめてみてくださいね。
セダム類やトリカラー、ドラゴンズブラッド、リトルミッシーなどが特に最初に水分を欲しがると思います。(全ての『KAKERU』に必ず入っているとは限りません。ご了承くださいませ。)
その蓄えた水分が少し減ってくると、細かい葉がギュッと閉じてきたり、しんなりしてきたり、それが更に進むと根元から葉が枯れてポロポロ取れたりします。
水分がたっぷりある時はまだ水やりはしなくて大丈夫
細かい葉が特徴のセダム類やピンクに縁取られたトリカラーなど。水やり後の水分がしっかり蓄えられた状態。葉がふんわりとしてハリもあります。
通常多肉植物の葉の中に水分がたっぷり蓄えられている状態は、見た目にハリがありふっくら。触ってもみずみずしい感触です。
ぜひ、水やりをした翌日に多肉植物を触ってみて、その感触を確かめてみてくださいね。(全ての『KAKERU』に必ず入っているとは限りません。ご了承くださいませ。)
その蓄えた水分が少しずつ減ってくると、細かい葉がキュッと閉じたり、しんなりしてきたり、それが更に進むと根元から葉が枯れてポロポロ取れたりします。
まずは状態を見ながら水やりのタイミングを掴みましょう
こちらは多肉植物全体的に水分が少ない状態。特に下の方のセダムは、葉がキュッと閉じてしまっています。こうなったらすぐに水やりしましょう。
セダムなど、ハリが無くなりしんなりしてきた事が確認できたら、水やりをしましょう。
水分が少なくなり過ぎると、多肉植物でも枯れてしまいます。このタイミングは、それぞれの置き場所は日当たり具合によって変わってきますので、その場所の乾き具合をまずは知る事が一番です。
ここで少し注意点です水やりは、真夏の蒸し暑い時期と、真冬の最低気温が氷点下になる時期だけはちょっと気を付けましょう。
真夏の注意点・・・夕方の涼しい時間帯に水やりします。翌日の強い直射日光に当たって蒸れることがないように、もし翌日も乾いていなければ明るい日陰に移動しておきます。
真冬の注意点・・・朝に水やりをします。氷点下では多肉植物内の水分が凍る可能性がありますので、氷点下にならないか天気予報を確認してからあげましょう。夜しか水やり出来ない時や毎日氷点下になるような時は、水やり後氷点下にならない室内などに移動しておきましょう。日中の暖かい時間帯はまた外に移動できればベストですね。
水やりを始めましょう
3種類のやり方をご紹介します。
①シャワーを使う場合・・・シャワーがあれば思い切り水を当てて、中の土の部分まで水が浸透する様に長めに水を当てます。
『KAKERU』シリーズはそのまま壁掛けした状態でも水やり出来ます。しっかり固定された多肉植物なので、水の勢いで抜けたり痛んだりはしません。特に四隅にしっかり水を当てましょう。
『KAKERU』シリーズは、中の土まで水を浸透させる為にしっかりシャワーを当てましょう。
②ジョーロを使う場合・・・シャワーがない場所での水やりは、壁から一旦外して地面に置き、上からジョーロなどで水をかけます。この場合もたっぷりかけてあげましょう。
③トレーを使う場合・・・もう一つのやり方として、底面給水があります。これは、しっかり水やりしたい時、例えば全体的に水分不足でカラカラになりそうな場合などが有効的です。大きめのトレーに水を張り、そこに額縁半分ほどが浸かる様にしてしばらく置いておきます。ぷっくりするまでしばらく浸けておきましょう。一晩つけておいても大丈夫です。
トレーに水を張って、底から水を吸い上げる底面給水。確実な水やりをする時はこちらがおすすめです。
水やりは、一番変化が分かるのでとても楽しいお世話の一つです。
大体1〜2日後くらいにはふっくらみずみずしい姿になります。
ぜひ、楽しんでお世話してくださいね。
生き生きした多肉植物。見ているだけで元気がもらえますね!