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カケルとサゲルの育て方について

2023.01.23

カケルとサゲルの育て方について

水やり方法 

[春・秋] 多肉植物の成長期なので、土が乾いたらたっぷりあげます。 環境によりますが週に1、2回程度。 『KAKERU』は表からシャワーをしっかりかけるか、 寝かせて上からかけると良いです。しっかり水やりしたい場合は 、水を張ったトレーに寝かせてしばらく浸けておきます。(底面給水と言います。)『SAGERU』は上からシャワーやジョウロでたっぷりと水をかけます。 多肉植物の葉は意外と水を弾きます。 正面からだけでなく、上から横から下から 色々な角度であげてください。

カケルもサゲルも土が見えない構造になっていますが、額縁や鳥かごをった時に感じる重さで判断してみてください。

 夏・冬]夏:最高気温30度以上 冬:最低気温10度以下 

成長が止まって休眠期に入る種類がほとんどです。 2週間に1度程度の水やりで様子を見てみましょう。やり方は春秋同様、 表からシャワーをしっかりかけるか、 寝かせて上からかける、 又は水を張ったトレーに寝かせて浸けます。注意点は時間帯です。夏は夕方の涼しい時間に、 冬は晴れた日の午前中にあげましょう。 ただし、小さな多肉植物(セダム属など)が萎れたり 元気がない様子が見られたらすぐにあげてください。

置き場所の環境によっては、水やりが足りなくなる場合もあると思います。その場合は回数を増やしてみたり、調整をお願いいたします。

 置き場所

 多肉植物は、日光と風が程よく当たる場所が適しています。 特に午前中の日光は最適とされています。 日光が少なすぎると多肉植物は徒長し、元気がなくなる事もありますが、 すぐ手入れをする事で綺麗に戻すことが可能です。( 徒長とは、葉と葉の間の茎が間伸びした状態で、ヒョロヒョロと細長くなります。)徒長し始めたら、もう少し長い時間日光に当たる 場所へ移動してみましょう。 徒長した多肉植物はとても弱くなっています。 夏の葉焼けや冬の凍傷の確率がぐんと上がります。 その為、夏以外はなるべく長い時間日光に当てる 事が望ましいです。 通常雨ざらしで良いですが、以下は注意が必要です。

 [梅雨] 長雨の時期は、軒下などに移動すると良いです。 室内は特に徒長しやすいのでやめましょう。

 [夏] 直射日光が長時間当たる場所においていると、 葉焼けや蒸れを起こす事があります。 葉焼けで枯れることは滅多にありませんが、蒸れは枯れる原因になる事があります。真夏の直射日光だけは注意が必要なので、午前中の短時間だけ日光に当てるか、夏の間は一日中明るめの日陰に移動しておいても良いです。ただし、風通しだけは良くしておきましょう

冬] 最低気温が−3度以下になりそうな日は、 夜間だけ室内に取り込みましょう。 特に水やりした直後は多肉植物内の水分が凍りやすく、 寒さに弱い品種はそのまま枯れてしまう事がありますが、 室内に入れる事でその確率がぐんと減ります。 翌朝暖かくなってからまた外に出してあげましょう。

○メンテナンスについて

育てていると様々な原因で枯れてしまう株がいくつか出てくるでしょう。 しかしあまり心配しなくて良いと思っています。 多肉植物を育てることはとても楽しいことです。 もしも枯れた株があれば、ピンセットなどでそれを取り除き、 空いた場所に新しい苗を差し込んでみてください。 お好みの多肉を買ってきて植えても良いですし、 伸びてきた苗の先をハサミでカットし、 そのまま挿すだけで新しい根が出てきます。(挿し木) 根が出てない苗の場合は、成長期の春と秋に 挿すのがオススメです。 ご自身のお好みの寄せ植えに仕上げていくことで 更に愛着が増してくると思います。 そして、育て方のコツも段々分かってきます。 ぜひ、長く楽しんでもらえればと思っています。

その他、分からないことがあれば Webサイト内のcollegeやInstagramでご確認いただくか、 メッセージにて質問をお受けいたします。 お気軽にどうぞ。

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多肉植物は葉からではなく、根から水を吸うので、根元を狙って水をかけましょう。特に四隅には丁寧に。

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